4/14 「ひとつだけ」

 「昨日のベイスターズ」っていう定番コーナーができる予定だったんだけどね、語ることが無いというか語る気が起きない試合が二試合続いたのでこういう形になりました。野球とかスポーツの話をする場がないものだから、書くことがいっぱいあるような気になっていたのだけれども、実は自分が語れることはこの程度なのかも。

 自分は2013年、つまりは藤井やコーコランがヘロヘロになりながらここ十数年で唯一阪神に勝ち越した年に、はじめて本格的に野球を観るようになったこともあって、普通の横浜ファンに比べると阪神に苦手意識はないと思うのだけれども、去年みたいなのが今年も続くとさすがにそういうわけにもいかなくなるかもしれない。ヤマヤスなんて今年は内容もある投球をしてたのに、なんであんなに阪神にカモられてるんだろうか、まったくわからない。

  • 音楽ファイルの評価機能の話

 音楽ファイルに★5つまでの評価をつけられる機能ってあるじゃないですか。自分はいまはまったく使っていないのですが、携帯音楽プレイヤーを使い始めた当時は利用していました。

 最初はただ主観的に、「めちゃめちゃハマってる曲」は★5とかって感じで評価をつけていたんですけど、それをやると、新しいアルバムを買うたびにその収録曲が爆上げして以前の★5を格下げすることになったり(過去にハマってた曲がそうでもなくなってることに気づくのってツラいよね)、「★3以上」とかの条件指定プレイリストに「なんでこの曲が入ってこの曲が入ってねーんだよ」ってなったりするので、当時の自分は一念発起して「自分の各曲への評価を客観的に数値化しよう」と思ったのである。

 その方法というのは、こうである。

  1. 各ファイルの再生回数を記録することができる再生機器を用いる。
  2. 調査期間のあいだは、全曲シャッフルのみで音楽を聴く。
  3. 聞きたくない曲はスキップしてもよいが、連続してスキップする回数に上限を設ける(実際にはなにも考えずに5回に設定)。

 これで各曲の再生回数の割合のデータを集めることができる。この割合の偏りから各曲が「残りスキップ回数が何回のときまでは再生されているか」が逆算でき、「自分の「聞きたくない」という直観的判断が期待値に関して合理的であった」という仮定を置くことで、そこから各曲の評価値を計算できると考えたのだ(なお、具体的な計算方法はデータが集まってから考えればいいやということでなにも考えていなかった。たぶん求められるということ自体は間違いではないはず)

 ところが、実際に調査を始めてみるとこの方法には多くの大きな欠陥があって、まず、「残りスキップ回数が少ないからこの曲で妥協しよう」という思考回路が自分にはぜんぜんなくて結局本能のおもむくままに聞きたくない曲は飛ばすので、「聞く曲」と「聞かない曲」に二極化するだけで(慣れてきたころにはむしろ再生時間が短い曲で妥協するケースが多かった)、結果5回のスキップ回数を使い切ってしまい聞きたくもない曲を聞くというケースが頻発、ていうかそもそも聞きたいときに聞きたい曲を聴けないのがつらいという至極真っ当な問題まであって、数か月は粘ったんだけど頓挫した、という話。

 

 神経症の一症例として。

 

 説明を要するディテール的に、Twitterではなかなかできないここならではの話かも。

 しょっちゅう思っていたことなのだけれども、UTDのオタク共精神病関係の話題多いくせに精神病理に関する視野が狭窄してて呆れることホント多い、そういう系の人文書読んだら? 『狂気の歴史』とか。